言語や思想などを中心に個人で色色と書いています。

「松明」⦅たいまつ⦆って「焚く」⦅たく⦆の?

  • 記事作成日:2026年4月10日
  • 記事最終更新日:2026年4月10日

さてところで皆さんは携帯用の照明といえばいったい何を思い浮かべますか?

スマホの照明機能でしょうか?

それとも単体の懐中電灯でしょうか?

それとも〈和〉風の提灯でしょうか?

それとも〈欧米〉風のランタンでしょうか?

それらはどれもそれはそれで良いものですが1つ忘れてはならないのはかの「松明」⦅たいまつ⦆です。

現代では「松明」⦅たいまつ⦆と言うとオリンピックの聖火リレーぐらいでしか見ないものですが100年以上前の昔には「松明」⦅たいまつ⦆もある種の貴重な実用的な道具としてよく使われていたものです。

さてところでではその「松明」⦅たいまつ⦆とはいったいどういう意味の言葉でしょうか?

「松明」⦅たいまつ⦆とはすなわち「焚き松」⦅たきまつ⦆でありすなわち「松を焚いたもの」⦅まつをたいたもの⦆でしょうか?

筆者はこれに対しては否定的です。

なぜなら「松を焚く」⦅まつをたく⦆というのは〈日本〉語として極めて不自然なものだからです。

単語の語源などというものはよくわからないことも多くいやむしろよくわからないのが普通でありごくごく稀にたまたま運良くわかることがあるぐらいのものなのですが筆者としてはそれでもあえて1つの説を挙げるとすればひとえに「「松明」⦅たいまつ⦆とはすなわち「照り松」⦅てりまつ⦆でありすなわち「暗闇を照る松」⦅くらやみをてるまつ⦆である」と主張したく思います。

「魚を釣る竿」⦅うおをつるさお⦆が「釣り竿」⦅つりざお⦆になり「髪の毛をすくはさみ」⦅かみのけをすくはさみ⦆が「すきばさみ」になり「文字を消すゴム」⦅モジをけす Gum⦆が「消しゴム」⦅けし Gum⦆になったのと同じで「暗闇を照る松」⦅くらやみをてるまつ⦆が「照り松」⦅てりまつ⦆になりそしてまたそれがさらに訛って「照い松」⦅たいまつ⦆になったという理窟です。

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この記事を書いた人
〈日本〉産まれ〈日本〉育ちで〈日本〉語がいわゆる母言語かつ母国語です。〈英〉語はまあまあ得意です。その他にも〈ドイツ〉語、〈フランス〉語、〈ポルトガル〉語、〈中国〉語、〈韓国〉語辺りはある程度までは読めますが言語って実際の会話では人名や地名や難解な言葉や世俗的な言い回しなども含めてすさまじい速さでかなりめちゃくちゃに進行していくものなのでそれを1言も漏らさずに完璧に聞き取ったりするのはなかなか難しいですね。元元は思想や哲学や宗教などが好きで色色と勉強していたりしたのですがそうこうしている内に言語学についてもかなり専門的な知識が身に付くようになりました。最近は特に〈日本〉語の〈沖縄〉弁の方言と〈中国〉語の〈香港〉弁の方言をぼちぼちと折りに触れて勉強しています。あっ因みに〈日本〉の中でも〈大阪〉の民度の低い地域の出身なので〈日本〉語の〈大阪〉弁の方言もその気になればネイティヴでしゃべれます!