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「知道」⦅チュー・ダウ⦆って「道を知る」⦅みちをしる⦆の?

  • 記事作成日:2025年12月31日
  • 記事最終更新日:2025年12月31日

さてところでかの現代〈中国〉語を勉強しているとしばしば折りに触れて「知道」⦅チュー・ダウ⦆という単語に出くわします。その現代〈中国〉語の単語の「知道」⦅チュー・ダウ⦆はそれ自体でただ単に「知る」⦅しる⦆という意味を表わすものでありまたそれゆえに特にその字面から推測されるような「道を知る」⦅みちをしる⦆という意味を表わすものではありませんがこれはいったいどういうことでしょうか?

さてそもそもの背景として知っておきたいのはかの〈中国〉語では西洋暦の紀元前の大昔の古典〈中国〉語の時代には今の最近の現代〈中国〉語の時代と比べるとたとえば「知」⦅チュー⦆や「清」⦅チン⦆などのように1文字で書かれる1音節の単語をよく使ったがそれだと互いによく似た発音を持った単語たちが段段と増えてきてそれらの互いによく似た発音を持った単語たちどうしのその互いの区別が段段と難しくなってきたからか?時代が下るにつれてたとえば「知道」⦅チュー・ダウ⦆や「清浄」⦅チン・チュン⦆などのように2文字で書かれる2音節の単語をよく使うようになってきたなどと言われているということです。

またそれゆえにその現代〈中国〉語の2文字で書かれる2音節の単語の「知道」⦅チュー・ダウ⦆も言うならばその古典〈中国〉語の1文字で書かれる1音節の単語の「知」⦅チュー⦆のその進化版のようにして別に特に「道を知る」⦅みちをしる⦆という意味を表わすものなどではなくむしろただ単に「知る」⦅しる⦆という意味を表わすだけのものなのですがしかしまたそれにしてもそこではいったいなぜ「道」⦅ダウ⦆が使われなければならないのでしょうか?

さて結論から言うとそこではその現代〈中国〉語の単語の「知道」⦅チュー・ダウ⦆はかの古典〈中国〉語の単語の「知暁」⦅チュー・ギャウ⦆がいつの間にか訛ってしまったものだと考えれるものです。

その古典〈中国〉語の単語の「知暁」⦅チュー・ギャウ⦆はある時その発音が「チュー・ギャウ」から「チュー・ダウ」へといつの間にか変化してしまったのですがそれに倣ってそこではまた別の新たな単語の「知道」⦅チュー・ダウ⦆が産み出されそしてその後にはそれがいつの間にか定着してしまうことになりました。

そしてまたそのような「知暁」⦅チュー・ギャウ⦆ならばたとえば「知って暁きらかになる」⦅しってあきらかになる⦆ということでその意味的には何らの違和感もないものです。

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この記事を書いた人
〈日本〉産まれ〈日本〉育ちで〈日本〉語がいわゆる母言語かつ母国語です。〈英〉語はまあまあ得意です。その他にも〈ドイツ〉語、〈フランス〉語、〈ポルトガル〉語、〈中国〉語、〈韓国〉語辺りはある程度までは読めますが言語って実際の会話では人名や地名や難解な言葉や世俗的な言い回しなども含めてすさまじい速さでかなりめちゃくちゃに進行していくものなのでそれを1言も漏らさずに完璧に聞き取ったりするのはなかなか難しいですね。元元は思想や哲学や宗教などが好きで色色と勉強していたりしたのですがそうこうしている内に言語学についてもかなり専門的な知識が身に付くようになりました。最近は特に〈日本〉語の〈沖縄〉弁の方言と〈中国〉語の〈香港〉弁の方言をぼちぼちと折りに触れて勉強しています。あっ因みに〈日本〉の中でも〈大阪〉の民度の低い地域の出身なので〈日本〉語の〈大阪〉弁の方言もその気になればネイティヴでしゃべれます!