さてところでかの〈日本〉語には少なくとも3つの種類の動詞の単語の「はる」がありますがそれらの〈日本〉語の3つの種類の動詞の単語の「はる」たちはひとえにひとたびその〈日本〉語のそのト形容詞の単語とその動詞の単語のその互いの掛かり結びに着目しさえすればこれがはたしていとも簡単に互いに区別できてしまうものです。
さてまずそもそも言語では1般にそのような「単語たちどうしの掛かり結び」とは基本的にはたとえば「とある単語に対してはまた別のとある単語が必ず対応して使われる」というような現象を指して言うものですがそのような「単語たちどうしの掛かり結び」は場合いによってはたとえば「単語たちどうしの1致」や「単語たちどうしの呼応」や「単語たちどうしの調和」などのように呼ばれることもあるものです。
またそのような「単語たちどうしの掛かり結び」は場合いによっては狭義にはかの古典〈日本〉語でのその助詞の単語とその文末の所に来るその形容詞や動詞などの単語のその互いの掛かり結びを指して言うこともあるものですがここではむしろその「単語たちどうしの掛かり結び」という言葉をもっと広義に1般的な意味で使っていくことにします。
またそのような「単語たちどうしの掛かり結び」のまた別の1例としてはたとえば「かの人称名詞の単語の「I」に対してはかのBE動詞の単語の「Am」が使われかの人称名詞の単語の「You」に対してはかのBE動詞の単語の「Are」が使われかの人称名詞の単語の「He」に対してはかのBE動詞の単語の「Is」が使われる」などのようにともすればかの〈英〉語のその人称名詞の単語とそのBE動詞の単語のその互いの掛かり結びなども挙げれますがかの〈欧米〉の言語ではより1般には得てしてその形容詞や動詞などの単語がその名詞の単語の人称や数量や性別などに合わせてその名詞の単語と互いに掛かり結びを起こすことなども多いものです。
さてここでいよいよ本題へと入っていくことにするとまず第1にはかの〈日本〉語ではたとえば「糸をはる」⦅いとをはる⦆や「テントをはる」⦅Tent をはる⦆などの中で使われているその「はる」という言葉はたとえば「糸をぴんとはる」⦅いとをぴんとはる⦆や「テントをぴんとはる」⦅Tent をぴんとはる⦆などのように基本的にはかの〈日本〉語のト形容詞の単語の「ぴんと」と互いに掛かり結びを起こすものだと考えれるものでありもし仮に何らかの〈漢〉文字を使って表わすことにするとしたならばたとえば「張る」⦅はる⦆などのように基本的にはかの〈漢〉文字の〘張〙⦅チャウ⦆⇔⦅チョウ⦆などを使って表わせるものだと考えれるものです。
そしてまた第2にはかの〈日本〉語ではたとえば「頬をはる」⦅ほおをはる⦆や「顔面をはりたおす」⦅ガンメンをはりたおす⦆などの中で使われているその「はる」という言葉はたとえば「頬をばちんとはる」⦅ほおをばちんとはる⦆や「顔面をばちんとはりたおす」⦅ガンメンをばちんとはりたおす⦆などのように基本的にはかの〈日本〉語のト形容詞の単語の「ばちんと」と互いに掛かり結びを起こすものだと考えれるものでありもし仮に何らかの〈漢〉文字を使って表わすことにするとしたならばたとえば「批る」⦅はる⦆などのように基本的にはかの〈漢〉文字の〘批〙⦅ヒ⦆などを使って表わせるものだと考えれるものです。
そしてまた第3にはかの〈日本〉語ではたとえば「お札をはる」⦅おふだをはる⦆や「シールをはる」⦅Seal をはる⦆などの中で使われているその「はる」という言葉はたとえば「お札をぺたっとはる」⦅おふだをぺたっとはる⦆や「シールをぺたっとはる」⦅Seal をぺたっとはる⦆などのように基本的にはかの〈日本〉語のト形容詞の単語の「ぺたっと」と互いに掛かり結びを起こすものだと考えれるものでありもし仮に何らかの〈漢〉文字を使って表わすことにするとしたならばたとえば「貼る」⦅はる⦆などのように基本的にはかの〈漢〉文字の〘貼〙⦅チェプ⦆⇔⦅テツ、チョウ、テン⦆などを使って表わせるものだと考えれるものです。
いかにもそれらの〈日本〉語の3つの種類の動詞の単語の「はる」たちは1見しただけでは互いに区別するのがとても難しいようにも見えてしまいますがところがどっこいひとたびその掛かり結びのその元のト形容詞の単語の「ぴんと」や「ばちんと」や「ぺたっと」などに着目しさえすれば「何とあらま!」いとも簡単に互いに区別できてしまうものなのでした。