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「ひそむ」って「ひっそりとする」の?

  • 記事作成日:2026年8月22日
  • 記事最終更新日:2026年8月24日

さてところでかの〈日本〉語にはたとえば「ひそむ」という言葉がありますがその〈日本〉語の「ひそむ」という言葉はいったいどういう意味の言葉でしょうか?

その〈日本〉語の「ひそむ」という言葉はたとえば「ひっそりとする」という意味の言葉でしょうか?

いやはや筆者も昔まだまだ未熟で青かった頃はいかにも「「ひそむ」ってそんなの簡単じゃん!そんなの余裕で「ひっそりとする」ってことっしょ?」などとうかつにも極めて安易にもそう考えてしまっていました。

まあ確かにその「ひそむ」とその「ひっそりとする」はその発音上は互いにうまく対応しますがしかしまた皆さんはそのような「ひそむ」≒「ひっそりとする」説には特にその意味の面では何か違和感を感じませんか?

その「ひそむ」はたとえば「物陰などに隠れる」⦅ものかげなどにかくれる⦆などのような意味を持っているものです。

その「ひっそりとする」はたとえば「静かに控えめにする」⦅しずかにひかえめにする⦆などのような意味を持っているものです。

それら2つは互いに似ていると言えば似ているものですがまるで瓜2つの互いに完璧な1致だとまでは言えないものです。

さてそこで導入したいのが2つの新たな「ひそむ」≒「こっそりとする」説と「つつましくする」≒「ひっそりとする」説です。

そしてまた「その「ひそむ」とはすなわち「こっそりとする」ということでありその「つつましくする」とはすなわち「ひっそりとする」ということである」とそう考えるとそこではその意味上のその互いの対応がそれぞれに完璧にうまく行くようになるものです。

1つにはたとえば「ひそかに」や「こっそりと」や「ひそむ」や「かくれる」などのようにその音素の/H/と/K/のその互いの交替を許容する隠密系の単語群がありたとえば「藪の中にこっそりとひそむ」⦅やぶのなかにこっそりとひそむ⦆のその「こっそりと」や「ひそむ」などはこちら側に属しているものです。

そしてまたもう1つにはたとえば「つつむ」や「つつしむ」や「ひっそりと」や「つつましい」などのようにその音素の/H/と/T/のその互いの交替を許容する静粛系の単語群がありたとえば「ひっそりとしたつつましい雰囲気の住宅街」⦅ひっそりとしたつつましいフンイキのジュウタクガイ⦆のその「ひっそりと」や「つつましい」などはこちら側に属しているものです。

言葉の語源や系統などについて観察、分析する時にはその言葉のその発音とその意味のその両面から丁寧に攻略していくことが重要です。

学者たち先公たちも含めて素人ほどその発音のその上辺の見掛けだけの1致、近似に惑わされてしまって1見するとそれっぽいが実際には意味不明なガラクタ同然のこじつけの説などをしばしばついついうっかりと唱えてしまいがちなものなので読者の皆さんもその点には十分に注意するようにしましょう。

(因みにその現代〈日本〉語の「ひそかに」はかの古典〈日本〉語では時としてたとえば「みそかに」になることもあったものです。)

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この記事を書いた人
〈日本〉産まれ〈日本〉育ちで〈日本〉語がいわゆる母言語かつ母国語です。〈英〉語はまあまあ得意です。その他にも〈ドイツ〉語、〈フランス〉語、〈ポルトガル〉語、〈中国〉語、〈韓国〉語辺りはある程度までは読めますが言語って実際の会話では人名や地名や難解な言葉や世俗的な言い回しなども含めてすさまじい速さでかなりめちゃくちゃに進行していくものなのでそれを1言も漏らさずに完璧に聞き取ったりするのはなかなか難しいですね。元元は思想や哲学や宗教などが好きで色色と勉強していたりしたのですがそうこうしている内に言語学についてもかなり専門的な知識が身に付くようになりました。最近は特に〈日本〉語の〈沖縄〉弁の方言と〈中国〉語の〈香港〉弁の方言をぼちぼちと折りに触れて勉強しています。あっ因みに〈日本〉の中でも〈大阪〉の民度の低い地域の出身なので〈日本〉語の〈大阪〉弁の方言もその気になればネイティヴでしゃべれます!