さてところで皆さんは「男と女のラブ・ゲーム」⦅おとことおんなの Love Game⦆はお好きですか?
ええと・・・ごっほん・・・いやそれはさておきかの現代〈日本〉語ではそのような「男と女」⦅おとことおんな⦆というような成句がよく使われますがこれはよくよく考えてみると本来ならおかしなことです。
なぜなら本来なら「男」⦅おとこ⦆のその反対は「女」⦅おんな⦆ではなくむしろ「乙女」⦅おとめ⦆だからです。
これはたとえば「〈いざなぎ〉」と「〈いざなみ〉」、「彦」⦅ひこ⦆と「姫」⦅ひめ⦆、「息子」⦅むすこ⦆と「娘」⦅むすめ⦆などでその「ぎ」の部分とその「み」の部分、その「こ」の部分とその「め」の部分などがそれぞれに男性と女性としてきれいに互いに対応することなどからも明らかなことです。
つまりはそこでは本来ならまた別の「乙士」⦅おとこ⦆と「乙女」⦅おとめ⦆という成句こそぞが正しいものなわけです。
いやそもそもその「乙」⦅おと⦆とはいったい何でしょうか?
その「乙」⦅おと⦆は基本的にはただ単にかの〈漢〉文字の〘乙〙⦅オツ⦆を使って当て書きされているだけのものであり基本的には〈和〉単語のものだと考えれるものです。
その「乙」⦅おと⦆は語源的にはたとえば「若い」⦅わかい⦆や「変若ち水」⦅おちみず⦆や「ぴちぴちJK」⦅ぴちぴちジェー・ケイ⦆などとも同じで基本的には「若さ」⦅わかさ⦆を表わしている可能性が高いものです。
またそれゆえにそれらの「乙士」⦅おとこ⦆と「乙女」⦅おとめ⦆などはその気になればたとえば「若士」⦅おとこ⦆と「若女」⦅おとめ⦆などとも書けるものです。
さてそれらの「若士」⦅おとこ⦆と「若女」⦅おとめ⦆などについては1旦それで良いとしてではその「女」⦅おんな⦆のその反対はいったい何でしょうか?
その「女」⦅おんな⦆のその反対はひとえに「おぐな」です。
その「女」⦅おんな⦆はかの「をみな」から来ているものですがその「をみな」はかの「をぐな」と互いに対応します。
つまりは結論としてはかの〈日本〉語では本来なら「若士」⦅おとこ⦆と「若女」⦅おとめ⦆もしくは「おぐな」と「おんな」こそぞが使われるべきものでありその現状のような「若士」⦅おとこ⦆と「おんな」という対はかなりの破格のものだということです。