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「犬矢来」⦅いぬやらい⦆に「魔除け」⦅マよけ⦆に

  • 記事作成日:2026年1月16日
  • 記事最終更新日:2026年7月16日

さてところで〈京都〉の伝統的な家屋などでは「犬矢来」⦅いぬやらい⦆などと呼ばれるような本来の木の外壁に加えて犬を追い払うための特殊な竹の外壁が設けられていることがあります。

その「犬矢来」⦅いぬやらい⦆のその「矢来」⦅やらい⦆の部分はただの〈和〉単語に対する〈漢〉文字の当て書きであり「犬矢来」⦅いぬやらい⦆とはすなわち「犬逐らい」⦅いぬやらい⦆すなわち「犬を遠くに追い逐るもの」⦅いぬをとおくにおいやるもの⦆を意味しています。

またその「逐らう」⦅やらう⦆という言葉はたとえば「魔除け」⦅マよけ⦆すなわち「魔逐け」⦅マよけ⦆すなわち「魔を遠くに追い逐るもの」⦅マをとおくにおいやるもの⦆や「虫除け」⦅むしよけ⦆すなわち「虫逐け」⦅むしよけ⦆すなわち「虫を遠くに追い逐るもの」⦅むしをとおくにおいやるもの⦆や「風除け」⦅かぜよけ⦆すなわち「風逐け」⦅かぜよけ⦆すなわち「風を遠くに追い逐るもの」⦅かぜをとおくにおいやるもの⦆や「日除け」⦅ひよけ⦆すなわち「日逐け」⦅ひよけ⦆すなわち「日を遠くに追い逐るもの」⦅ひをとおくにおいやるもの⦆などの中に出てくるその「逐ける」⦅よける⦆という言葉などとも互いにほぼ同一のものだと考えれるものです。

そこでは「犬」⦅いぬ⦆、「魔物」⦅マもの⦆、「虫」⦅むし⦆、「風」⦅かぜ⦆、「日」⦅ひ⦆などなど人間にとって嫌で有害なものたちを「どこか遠くに追い逐ってしまいたい」⦅どこかとおくにおいやってしまいたい⦆、「きれいさっぱりと逐っ退けてしまいたい」⦅きれいさっぱりとやっつけてしまいたい⦆というような共通の欲望が見られます。

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この記事を書いた人
〈日本〉産まれ〈日本〉育ちで〈日本〉語がいわゆる母言語かつ母国語です。〈英〉語はまあまあ得意です。その他にも〈ドイツ〉語、〈フランス〉語、〈ポルトガル〉語、〈中国〉語、〈韓国〉語辺りはある程度までは読めますが言語って実際の会話では人名や地名や難解な言葉や世俗的な言い回しなども含めてすさまじい速さでかなりめちゃくちゃに進行していくものなのでそれを1言も漏らさずに完璧に聞き取ったりするのはなかなか難しいですね。元元は思想や哲学や宗教などが好きで色色と勉強していたりしたのですがそうこうしている内に言語学についてもかなり専門的な知識が身に付くようになりました。最近は特に〈日本〉語の〈沖縄〉弁の方言と〈中国〉語の〈香港〉弁の方言をぼちぼちと折りに触れて勉強しています。あっ因みに〈日本〉の中でも〈大阪〉の民度の低い地域の出身なので〈日本〉語の〈大阪〉弁の方言もその気になればネイティヴでしゃべれます!