さてところでかの欧米発の言語学の色色な理論の内の1つとしてはたとえば「シーニュ=シニフィオン+シニフィエ」⦅Signe=Signifiant+Signifié⦆論というものが挙げれます。
そのような「シーニュ=シニフィオン+シニフィエ」⦅Signe=Signifiant+Signifié⦆論ではその「シーニュ=シニフィオン+シニフィエ」⦅Signe=Signifiant+Signifié⦆の部分はひとえに〈フランス〉語の言葉にこそぞ由来するものなのですが筆者としてはそのような〈フランス〉語の言葉の「シーニュ=シニフィオン+シニフィエ」⦅Signe=Signifiant+Signifié⦆は日本語の言葉としては基本的にはたとえば「有意味記号体=記号+意味」⦅ユウイミキゴウタイ=キゴウ+イミ⦆などとしてこそぞ翻訳するのを推奨しています。
またその他にもそのような〈フランス〉語の言葉の「シーニュ=シニフィオン+シニフィエ」⦅Signe=Signifiant+Signifié⦆は日本語の言葉としては時としてたとえば「記号=能記+所記」⦅キゴウ=ノウキ+ショキ⦆などと翻訳されたりまたたとえば「記号=記号表現+記号内容」⦅キゴウ=キゴウヒョウゲン+キゴウナイヨウ⦆などと翻訳されたりすることなどもあるものです。
さてところで読者の皆様はその中でも特にその内のそれらの「シニフィオン」⦅Signifiant、記号⦆と「シニフィエ」⦅Signifié、意味⦆についてはその内のいったいどっちがどっちなのか?こんがらがってしまったような経験はおありではないでしょうか?
まずその「シニフィオン」⦅Signifiant、記号⦆は〈フランス〉語の動詞の単語の「Signifier」⦅シニフィエ、意味する⦆の現在分詞形の「Signifiant」⦅シニフィオン、意味している⦆にこそぞ由来するものですがこれは〈フランス〉語の動詞の単語の「Fondre」⦅フォンドゥル゛、とろける⦆の現在分詞形の「Fondant」⦅フォンドン、とろけている⦆などとも互いに同じような型を持っているものです。
またその「シニフィエ」⦅Signifié、意味⦆は〈フランス〉語の動詞の単語の「Signifier」⦅シニフィエ、意味する⦆の過去分詞形の「Signifié」⦅シニフィエ、意味される⦆にこそぞ由来するものですがこれは〈フランス〉語の動詞の単語の「Brûler」⦅ブリ゛ュレ、焦げる、焦がす⦆の過去分詞形の「Brûlé」⦅ブリ゛ュレ、焦げた、焦がされた⦆などとも互いに同じような型を持っているものです。
いかにもそこではつまりはたとえば「かのフランスのお菓子の「フォンドン・ショコラ」⦅Fondant Chocolat、とろけているチョコ⦆とも互いに同じような型を持っているのがその中でも特にその内のその「シニフィオン」⦅Signifiant、記号⦆のほうでありまたかのフランスのお菓子の「クレム・ブリュレ」⦅Crème Brûlée、焦げたクリーム、焦がされたクリーム⦆とも互いに同じような型を持っているのがその中でも特にその内のその「シニフィエ」⦅Signifié、意味⦆のほうである」などと覚えておくとそれらの「シニフィオン」⦅Signifiant、記号⦆と「シニフィエ」⦅Signifié、意味⦆についてはその両者を互いに混同してしまうようなことはきっともうなくなってくれることでしょう。